トラックドライバーの仕事は「きつい」と思われています。トラックにはさまざまな種類があり、配送スタイルもさまざま。トラックドライバーといえど、多くの仕事内容があるなかでどのような点が「きつい」と言われているのでしょうか？　今回は「きつい」理由とともに意外な魅力にも注目してお話ししていきます。

トラックドライバーが「きつい」と思われる理由

イメージしていた仕事とのギャップを感じたり、慣れてくると楽しめる仕事になったりすることは転職あるあるです。トラックドライバーの仕事も、世間のイメージでは「きつい」と思われていますが、もちろん「きつい」点と「楽しめる」点の両方があります。まずは「きつい」点について見ていきましょう。

・決まった時間に休憩できない

・待機時間が長い

・トラックの運転以外の業務も多い

・車両が大きくなると運転に神経を使う（駐車スペースが見つけられない）

待機時間は、車体が大きくなればなるほど不安定になる傾向があります。理由は、配送先の倉庫に空きがない場合、スペースが確保できるまで待つ必要があるから。この待ち時間を「きつい」と感じる人が多いようです。この間に食事をしたり、仮眠をとったりする人など好きに過ごせる時間ではありますが、あまりに長い待機時間は拘束時間を長くしドライバーの負担が増える一方です。国土交通省はこの点について問題視し、トラックドライバーから寄せられた「長時間の荷待ち」「過積載」「依頼になかった附帯業務」などの問題のある点を改善するために動き出しています。

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トラックドライバーで「楽しい」と思う瞬間

たくさんの荷物を運んだり、時間通りに運送したりと、社会に欠かせない運送業はもはやインフラとも言えます。上記のように「きつい」と思われている仕事だとしても、続けられる理由は何なのでしょうか？

・運転が仕事なので人間関係に悩まず気が楽

・社会を支えているというやりがいを感じられる

・休憩が長いので体力は結構残る

・一人の時間が多い

運転する車体や配送スタイルにもよりますが、体力的には余裕があり、精神的にも負担が少ないので楽しんで続けられるという人もいます。運転中や待機時間は基本的に一人で過ごす時間が多く、この点が自分に合っていると感じる人も。もちろん忙しい日はありますが、音楽やラジオを運転中に楽しんだり、待機時間の過ごし方を工夫したり、マイペースに過ごせる時間があると精神的に余裕ができますよね。世間が言うような「きつい」イメージとは、全く違うトラックドライバーのもう一つの顔と言えます。

意外な魅力を秘めたトラックドライバーの仕事

転職や求人情報を見ている人にとって、職業のイメージはとても大切な情報の一つ。世間のイメージだけで職業を決めてしまうのはもったいないですよね。どんな仕事もイメージとのギャップや、経験を積むことで得られる楽しさがあるものです。トラックドライバーも、「マイペース」「精神的に楽」など「きつい」イメージ以外のさまざまな魅力があります。また、車体の大きさや配送スタイルで仕事内容が変わってきます。自分に合ったスタイルで仕事に取り組めると良いですね！