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トラックドライバーと運行記録。義務化はいつから?

トラックドライバーと運行記録。義務化はいつから?

トラックドライバーには運行記録を残す義務があります。運行記録計にはどのようなものがあるのでしょうか。また、いつから義務化されているのでしょうか。今回は、トラックドライバーとして知っておきたいデジタコ、アナタコについてお話しします。

デジタコ、アナタコとは?どんな情報が記録される?

デジタルタコグラフは通称「デジタコ」と呼ばれ、運行記録計の一種です。デジタコはその名の通り、運行のデータがデジタル化して記録され、データの読み取りが楽で確実という特徴があります。また、データの保存場所も機械分だけで済むうえ、位置情報や作業情報など多彩な情報を記録できます。一方で、アナログタコグラフ(アナタコ)もあり、円形の記録紙に線を書き込む方法で運行記録をとっていきます。

国土交通省では、適切な運行管理のため、トラックの運行を記録することを定めています。その項目は主に「速度」「走行時間」「走行距離」「運転者の氏名」「運転した距離」「交代日時や地点」などが乗務の記録として義務づけられています。デジタコであればこれらの法律で定められている項目を一括管理できごまかしもできないので、アナタコよりデジタコのほうが扱いやすいでしょう。

記録によって、ドライバーの安全を確保するとともに、危険な運転をさせない抑制にもなっています。ドライバーの安全意識向上のため、運行記録は大切なんですね。

いつから義務化されている?

意外なことに、運行記録自体の義務化は昭和の時代、1962年からあり、徐々に義務づけられる車両の大きさが拡大されてきました。2022年現在、車両総重量7トン以上、または最大積載量4トン以上の事業用車両に運行記録計の搭載が義務化されています。トラックドライバーの需要の高まりもあり、今後ますます運行記録計の搭載義務が拡大されていくかもしれません。

運行記録計の記録違反は「30日間の車両停止処分」となります。ごまかしや記録の改ざんはさらに厳しい行政処分の対象となるので注意が必要です。一方で、デジタコは搭載コストがかかるため、普及率はあまり高いとは言えません。

アナタコを使用している会社、デジタコを使用している会社などさまざまありますが、どちらも大切なのは運行記録を残すことです。トラックドライバーの見守り記録として役立っています。

デジタコはますます普及していく時代に

ドライバー以外の人にはあまり聞き慣れないデジタコ、アナタコ。速度や運行時間などが細かに記録されるので、ドライバーによっては少々見張られている気持ちにもなるかもしれませんが、データで残ることでいざというときに役立ってくれるはず。ドライブレコーダーが普通車に普及してきたのと同じように、トラックドライバーの安全を守るためにも運行記録をとることは大切です。これからはますますデジタコが普及していく時代になるかもしれませんね。

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