ドライバーの仕事
国内輸送の9割がトラック!身近な生活を支えるトラックドライバー
トラックドライバーといえば、さまざまな荷物を運ぶ役割を担っています。実際、日本ではどのくらいの貨物がトラックで運ばれているのでしょうか? 今回はトラック輸送の割合と緊急時にも活躍するトラックドライバーについてお話しします。
国内輸送のうちトラックの割合は?
日本の貨物のうち、トラックがおよそ92%を運んでいます。トラック輸送が運ぶ貨物は。建設物、消費物、生産物など幅広く、われわれの生活を基盤から支えていると言えるでしょう。
なかでも、宅配便の個数は近年増加傾向にあり、2020年度は48.4億個の荷物が取り扱われました。ネットショッピングで何でも手軽に注文できるのも、安全に荷物を運ぶ人の手があってこそです。
荷物を運ぶことを仕事にしているトラック事業者は「緑ナンバートラック」といい、毎日の点呼・点検・運行管理など安全運転を行う環境を整えています。トラックドライバーは男性のイメージが強いかもしれませんが、近年、未経験者や若年層、女性にも魅力を知ってもらおうと、さまざまな取り組みに力を入れており、幅広い世代が活躍できる職業を目指しています。
緊急時にはどんな流れで荷物が運ばれる?
「トラック輸送に関する意識調査」(全日本トラック協会)によると、およそ90%の人がトラックを「生活と経済のライフライン」だと認識しています。非日常な事態のときに、トラックドライバーが荷物を運んでくれて助かったというエピソードも。東日本大震災では、ある芸能人が支援物資を届けるために使用したのは2トントラックだったそう。日常を支えるだけでなく、緊急事態時に強いのもトラックの特徴と言えます。
過去の経験から、全日本トラック協会では災害時の緊急支援物資輸送の体制を整備し、有事の際には各避難所に物資が届けられるような流れが作られました。
緊急支援物資輸送の流れは
①政府から各メーカーに発注
②都道府県の広域物資拠点にトラックで輸送
③市町村の地域内輸送拠点にトラックで輸送
④各避難所にさまざまな車両で輸送
といった流れです。
水や食料など「荷物が届く」ということが、外部からの孤立を防ぎ、それだけで人々の不安な気持ちを和らげることができます。
トラックドライバーは生活を支える魅力ある仕事!
運転が好き、トラックが好きという気持ちからトラックドライバーになった人も多くいます。身近な生活を支えるだけでなく、いざという時にも頼りになるトラック輸送。それを支えるのがトラックドライバーです。