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トラックドライバーが運転以外にすること。安全性能と点検について
トラックドライバーは荷物を目的地まで運ぶことが最大のミッションですが、トラックの点検も重要な業務です。安全に運行するため行われている運転以外の業務について、安全設備も含めて説明します。
目次
トラックの安全性能には何がある?
中型、大型トラックの車体は乗用車に比べて大きく、運転席に座ると車体全体を把握することが難しくなります。そのため、トラックにはさまざまな安全性能があります。
バックアイカメラ、バックアイモニター
カメラを車体後方に設置、車内からモニターで後方の様子を確認することができるシステムです。肉眼では見通せない場所に人や物がないかを確認したり、車庫入れの際に活用したりします。
衝突被害軽減ブレーキ
レーダーが車体前方の様子を監視し、前方の車両へ追突の棄権が高まった場合は警告音による注意喚起がされます。追突しそう、もしくは可能性が高いと車両が判断すると自動的にブレーキがかかります。
車線逸脱警報装置
車内に設置されたカメラで車線を認識し、指示器など適確な操作がされないまま車線を逸脱しそうになると警報音を鳴らしてドライバーに知らせるシステムです。
上記の他にも、デジタル運行記録計やサイドカメラなど、トラックにはさまざまな安全性能が装備されています。安全装置によってトラックの事故防止と、ドライバーの運転を見守っています。
トラックドライバーは業務前後に点検を行う
ドライバーは日常の点検をしっかり行うことで、事故を未然に防ぎ、業務をスムーズに行うことができます。トラックの運転だけでなく、乗車前後の点検や運行管理もドライバーの仕事に含まれています。
日常点検では、前日までの異常箇所や、タイヤの空気圧やブレーキ液量、ブレーキのきき具合などの項目をチェックします。毎日トラックを見ることでちょっとした異常にも気づきやすくなることも。もし異常が見つかった場合は、整備をしてもらい安全に乗車できるようにします。
日常点検後は運行管理者の点呼を受け、ドライバー自身も安全に運転ができる状態かを確認します。同様に、業務終了後も報告・点呼が行われます。
業務後の車両点検も大切な業務です。異常があれば翌日に引き継ぎ、適切な対処を行うことで安全に運行することができます。また、車内の整理整頓もドライバーに求められる品格の一つと言えるでしょう。
安全のため、点検もしっかり行うのがドライバーの仕事
安全に荷物を運ぶことがトラックドライバーの使命です。そのためには、相棒ともいえるトラックの点検・手入れは欠かすことのできない日常業務。しっかり行うことで安全運転につながります。